馬越康彦の日記

思いついたときに記事を更新

心が物質をつくる

一週間連続して、お香を家の中の4か所で焚き続け(睡眠時を除く)、加湿器の水にはアロマオイルを混ぜ、さらに2つのアロマペンダントにもアロマオイルを入れて加湿し、CDプレーヤー2台にはスマナサーラ長老のブッダの日常読誦経典のお経を、DISK1とDISK2のそれぞれを別々にいれて、オールランダムリピートでほぼ24時間連続再生し、それとは別にスマホのアプリの日常読誦経典を再生し、夜はテレビ2台でYOU TUBEでスマ長老の説法を流し続け、己も唱和するという、悪魔払いのようなお祓いを続け、霊が去ったかと思いきや、離れない。

 

 

大阪のテーラワーダの師匠からは、(統合失調症の)「薬を飲め!」と言われているのだが、30年飲み続けた薬を断薬して1年になるし、また、あの眠気で頭の冴えない午前中を迎えるのかと躊躇していたのだが、一昨日福山の医師から、ケネディ大統領の妹か姉とやらも統合失調症にかかり、徳の高い(おそらくキリスト教の)司祭や神父、精神科の名医などが束になって心理療法(日本で云う所の説法みたいなもの?)を試みたが、ことごとく失敗、統合失調症の治療に光が射したのは、リスパダール(リスペリドン)が出てからだよとの話を伺い、ようよう服薬を再開した。

 

 

統合失調症により、脳の神経伝達物質ドーパミン)の過剰もしくは過少になっていた状態を、このリスパダールによって改善し、幻聴や幻覚を減らそうという試みである。脳の器質障害が原因らしいのだが、今まで脳と心は別物で、仏教はもちろん心が最優先、心に基づきすべてつくられるということなので、脳は無視してきた。

 

だが、どうやら脳と心はまったく別物という私の誤解は本当に誤解で、脳が心に関与して、心は物質(色=ルーパ)を支配し、また物質に依存もし、相互作用で成り立っていくのが欲界と色界の生命の在り方らしい。

 

私を乗せたままソファが宙に浮かんで揺れる。グラスの中の氷が破砕(クラッシュ)する。飲んでいるお茶などのペットボトルがくしゃんと圧縮され潰される。上下階の床をどたんばたんとすごい物音で踏み鳴らされる。中でもどうやって知るのか、私の丁度真上で、3kgの金属を落下させる音。バスルームの電気が消えた後、チカチカと点滅する。人のものとは思えないほどの地獄の亡者の怒鳴り声。霊たちの尿・便・精液が床にまき散らされる。ラップ音がする(今治にいた時は「はーい」と玄関まで出ていた)。ガスコンロの炎が赤い。私の向かう先で亡者の地獄の笑い声がする。

 

 

こうした霊障は、すべて医師に報告済みなのだが、「ソファが浮かんで揺れる?麻原しょうこうの空中浮遊を思わせますね、すごい力です」と言われ、ハッと「考えてみれば自分の心の力なのだから凄いな」と思ったが、しかしこれらはすべて自分に敵対する自分の心のパートのなせる業であり、私が思うように空を飛べるわけではない。全然嬉しくないのだ(苦笑)。

 

 

そんなことを思いながら帰宅して、テレビを見ていたら、また霊障である。ねずみの糞だよと言われた例の霊(こころ)による糞という物質。まことに心(ナーマ)は物質(ルーパ)をつくる。残念ながら、ネズミはいないし、いたにせよ、私の眼前で糞をするのは見たことがない。

 

 

この私に敵対する心。これを止めるには、心を停める、つまり涅槃の世界に足を入れるしかないのだが(薬で抑えることもある程度期待しているが)、心が機能しなくなる所(受・想・行・識のはたらきがとまる所)で、霊たちのもの凄く苦しむ声にさいなまれた。涅槃(ニルヴァーナ)までは、彼らもついてこれまい。いや、誰もついてこれないのだ。それにしても、ひやひやものの瞑想修行です。