YOU TUBE始めました! その名も「霊体験と禅定世界」。最初はタイトル通り、霊体験(マーラとの闘いの日々)と禅定についてのみ話すつもりでしたが、チャンネル登録者なし、再生回数一桁の不評ぶりに、対象を広げ、仏教全般について話していくことにしました…
巷ではワンネスが流行っているようです。我々はもともとは一つの宇宙意識の参加構成員であるとか、まあ平たく言えば、昔の梵我一如(アートマンとブラフマンが同一であること)に同じか、それに近い考えであるようです。 それがどういう状態であるかと言えば…
日本は2060年には人口が8600万人へ、2100年には5000万人を切ってしまうと言われている(『人口減少の見通しとその影響』 平成27年版厚生労働白書より)。人口が少なくなれば、お化けのように所得が倍増・3倍増と増え、それが恒久的に続かない限り、日本の…
ヴィパッサナー瞑想により、心を観察していると、「あれ?意識がここで飛んでしまっている。明らかにこの飛んでいる前と後で、心は連続していない(つまり不連続で、ここで(この瞬間)心は消えて、また現れている(生滅している)、こうやって消えてまた現…
このところ統合失調症の記事の連続で、悟りのほうはどうなっとるんかい?という読者の方もいらっしゃるかもしれないが、今の私の関心事は、過去を鮮明に思い出すことと、今日もテーマにする心の中の無数の私(人格)なので、辛抱していただきたいです。 さて…
私は統合失調症にかかって30年以上になるが、当初はいわゆる幻覚(幻視・幻聴)の原因は、実際に悪い人間が私をつけまわして、私の周囲で非難したり、音をたてたりしているものだと思い込んでいた。 統合失調症と判断されても、なお自分に危害を加える人間…
瞑想が進み、ついに意識の働かない段階にまでたどり着いた。物質(地・水・火・風)のない世界、こころ(1.受(ヴェーダナー)=感覚。2.想(サンニャー)=概念作用(経験を概念によって判断・区別する領域。これはこういうものであれとはここが違うと違…
生滅智によりモノおよび心の生滅がわかると、疑問が生じる。私の身体は生・滅の波で現れて消える。私が座っている座布もまた生・滅の繰り返しで現れては消える。私と座布の接点は、私の身体がある時(生のとき)、座布がある(生)もしくは座布がない(滅)…
モノと心が瞬間瞬間生じては滅することがわかる(生滅智)と、せっかく生じたのに、すべてが消えていく(滅)ことに対する恐れ(怖畏智=ふいち)、もしくはその逆に、消えてなくなったものが、因果法則によって条件がそろえばいくらでも生じてしまう恐れ(…
仏教では因果法則を知ることがすべてだと私は思います。すべて起きるべきことが起きている。現象というのは因果法則によって起きるべきことが起きているのだと知ることは、現象とは何かという問いに対する究極の答えであり、この答えにたどり着くと、現象に…
幸せってなんだっけ?—— だいぶ前に占星術の細木数子氏が番組を持っている時の、タイトルであったように記憶している。包丁の使い方のままならないお母さん方を前に、細木氏が見事な包丁さばきで料理を造り出し、タッキーをはじめ、みんなで「美味しい、美味…
今世に関してではあるが、過去の出来事が、ありありと手に取るように思い出されてきた。それを経験した時以上にありありと思い出すことができる。ここに因果法則の智慧が組み合わさると、理屈の上ではどこまでも過去を思い出せそうな気がする。 今の段階では…
「涅槃に次ぐ」などと題したが、涅槃は楽には楽だが、それは心の働かない楽、まず、サンカーラ(行)が働かないので、心には「~しよう、~せねば」という年中、生命を行動に駆り立てるあの強迫的な「~しないといけない(たとえば外へ出かければ、家へ帰ら…
線維筋痛症・・・私の場合、発端は右腕の肘(ひじ)の痛みであった。痛くて右を側臥位にして寝たり、寝がえりをうてない日々が始まる。手が持ち上がらなくなり、利き手が右のためシェーバーや洗顔、タオルなどが使えなくなり、苦労しはじめた。五十肩という…
ノーベル賞受賞者でIPS細胞の生みの親の山中伸弥教授とタモリ氏の「人体」というNHKスペシャルで、脳による体内臓器への指令重視から、各臓器間のコミュニケーションの方が重要であるとか、AGCTという核酸塩基の組み合わせによってうまれるDNAの、何がその個…
因果法則が分かりだすと、現象の滅(消える)と生(現れる・生じる)が見られるようになり、次々と起こる現象が偶然でも奇遇でもなんでもなく、然るべくして(起きるべくして)起きていることが分かります。これによって、こころが安らぎます。 生と滅がわか…
今日で、昨年の母の通夜から一年がたつ。私が両親のため?介護離職したのは48歳の時である。48歳といえば、世間のことも家庭のことも、どちらもある程度こなせる人のように思われるかもしれないが、独身の私は実家暮らしで、まだ親の庇護のもとに暮らし…
統合失調症の薬(リスペリドン)を飲んで、だいぶ霊障がおさまってきた。完全になくなることはないが、それは30年の闘病生活で経験済みである。 ある程度のところで落ち着き、それを維持(Keep)していくしかない。完全に断薬したこの一年の、おそるべき霊…
一週間連続して、お香を家の中の4か所で焚き続け(睡眠時を除く)、加湿器の水にはアロマオイルを混ぜ、さらに2つのアロマペンダントにもアロマオイルを入れて加湿し、CDプレーヤー2台にはスマナサーラ長老のブッダの日常読誦経典のお経を、DISK1とDISK…
無数の原因が一定の条件の下で、当然の結果を出すという因果法則。それが少し理解でき、同時に過去と未来を顧慮せず、一切を現在の現象に対する気づき(サティ)に向け続けて慣れはじめると、因果法則の決まる怖さを目の当たりにする。 すべてが容赦なく現在…
因果法則についての勉強を、スマ長老の本、DVD,そして何よりも瞑想を通じて深めた結果、今起きていることは、起きるべきことが起きているとわかり、爾来、現実に対して何の不満も、期待も、希望も無くなり、気づきをできるだけすべての行動に広げ、不放…
コロナにはじまり、コロナに終わる一年であった。私自身は今年だけで引っ越しを3回おこない、一年の三分の一をホテルで暮らす生活を送った。 秋以降、役者さん・俳優さんの自殺が相次ぎ、女性の自殺者の増加が続いている。 80~50(はちまる、ごおまる…
朝が温かい時は、起床後、近くの芦田川を1時間半かけて散策し、帰宅後昨年より10キロ太ってしまった(それも中年や初老らしくおなかがぽっちゃり)腹囲を引き締めようと腹筋運動をしてからシャワーを浴びていたのだが、福山も朝の冷え込みが厳しくなったこ…
私はバブル隆盛期の時に、銀行員として社会に入り、転職先でパワハラを受けて統合失調症になり、紆余曲折を経てなんとか両親を自宅で看取り、今、独り身を愉しんでいる。 就職した時からほぼ30年が過ぎた。国際金融都市「東京」、その幕開けとともに私の社…
たとえば人口15万人の地方都市に、イオンモールが2店舗、プロのサッカークラブがあり、サッカースタジアムが1つ、城があり、港近くに商店街があり、飲み屋街、大型電気店、大型郊外ドラッグストアー、公衆浴場、都市銀行1店舗、地方銀行2店舗、信金とJAが…
解脱というのは、たとえば釈尊が第一禅定から第四禅定に次々と入っていき、サティが不動のものとなり、妄想のない、つまり失念(サティしないこと)することのない状態にまで心が清浄・専一・確固不動のものとなり、自分の過去生を次々と何十万劫でも遡って…
昨年暮れ、東京の小平市で、すい臓がんの母を自宅で看取る頃から始まった恐ろしい心霊現象の数々であったが、ここ福山市で総括の時期を迎えている。 それにしても世間でとりあげられる霊的現象というのは、私の体験したそれと比べると、震え上がるには程遠い…
このブログでも何度も取り上げた、マーラ(他化自在天の神・ワサワッティ)か悪霊か、はたまた心がつくりだした幻覚か、とにかく映画「エクソシスト」並みの怪現象(霊障とよばせてもらった)に悩まされた一年間であったが、ここ広島県福山市の現住所にてよ…
もう長いこと自分のできる僅かな小遣いの範囲で、いろいろなNPO法人や団体を支援してきた。 活動の趣旨に賛同して寄付することもあったし、テレビ番組などで、その人なり団体なりが取り上げられて、その姿に共鳴して寄付することもあった。 正確に数えたわけ…
我々が見ている世界はすべて、我々の心の働きによる。我々は食事をして物質を摂り入れて、それが体内で消化・分解・吸収されてエネルギー(昔、生物の授業で学んだATP?)となって身体を動かし、命を支えていると思っているが、これは心がつくりだした幻…