馬越康彦の日記

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体について・輪廻について・創造主について

人間の体は食べ物を摂取し、尻から糞を出し、膀胱から小便を出すことの連続である。摂った食べ物が体の中の消化器官を経由して主に小腸から栄養が吸収されATPを生成し、エネルギーに変え、その作業(食っては出し、食っては出すこと)を一生と呼ばれる期間にわたって継続することから成り立っている。他方で輪廻転生する精神エネルギーは業にしたがい、どの民族のどの階級のどの家の子供(男・女の区別を含め)の体に生まれるかが決定づけられると、体という一時(仮り)のレンタル品の上に宿って成り立つ。天、人間、餓鬼、畜生、地獄。この五つの世界に体は物質エネルギーのエネルギー保存の法則にしたがって次から次へと消えては生み出され、その体の上に精神エネルギーというこれまた輪廻転生し、エネルギー保存の法則にしたがい五道(欲界天と梵天をあわせた天、人間、餓鬼、畜生、地獄)のうちをくまなく生まれ変わるエネルギーが絶えることなく次々とその体にマッチングされ展開していくところの現象が輪廻転生である。つまり精神エネルギーと物質エネルギー双方とのマッチング(組み合わせ)のことを輪廻という(但し浄居天は例外)。
まれに解脱(悟り)が起きて、精神エネルギーは不変の状態から少しずつ減少していく。悟りを開いた分のエネルギーは滅して、それだけエネルギーは減少するが、それは極めてまれなケースである。エネルギー保存の法則(輪廻転生)から抜け出すことを解脱という。
解脱したエネルギーは宇宙の核(コア)へ行く。宇宙のコアへ行くと今度は森羅万象の造り手の立場へ回る。あたたかい聖域である。いわゆる創造主といわれるものである。

この創造主のことを梵天というのが正確な表現らしい。精神エネルギーは、私の発想で創造主のもとへと究極的にはたどり着くものととらえていたが、父とか創造主を梵天というのだから、この創造主から悟りの教法をどうか説いてほしいと懇願された(梵天勧請)お釈迦さまは桁外れの正覚者である。
梵天勧請
私は51年間も仏教に頼らずに徒に年を重ねていたようである。